市場価値の高いIT業界で、
未経験からでも稼げる営業に成長

今回インタビューをさせていただいたのは、株式会社K2Tプランニングの木綿 冬威さんです。

IT人材の教育で日本経済の発展を目指し、システムエンジニアに特化した人材紹介をされています。

会社概要

企業名	株式会社K2Tプランニング
代表者名	木綿 冬威
本社所在地	東京都目黒区上目黒1-5-10 512
事業内容	IT業界特化の有料職業紹介事業、システム開発(DX推進)事業
設立	2019年
従業員数	25名（業務委託含む）
会社HP	https://k2tp.jp/

特徴

• IT人材の教育で日本経済の発展に貢献
• 平均年齢24歳。若い世代が活躍するフレッシュな職場
• 未経験から即戦力へ。IT業界の基礎を学べる教育体制

事業内容について

木綿さん：当社はシステムエンジニアの人材紹介を行なっている会社です。IT人材に特化した人材紹介会社は今や数えきれないほどありますが、その中でも当社が特徴的なのは、求職者に対してフリーランスになる道と企業に所属して働く転職の道を中立の立場でアドバイスができるという点です。

私は前職でSES営業として、フリーランスエンジニアのチームを作りお客様の会社の中へ派遣し、内省化をさせていくというサポートをしていました。それ以来フリーランスエンジニアのサポートというのをメインの業務として行なっています。現在は転職エージェントとして、企業に所属する転職の道のサポートも行なっておりますので、その両方のメリット・デメリットを求職者にお伝えできるというのが、当社の最大の強みです。

また、当社では求職者に対して「未来を見る選考」を行なっております。転職するにあたってこれまでの経歴や現時点でのスキルも大切ですが、当社ではその人のキャリアビジョンや可能性にも重きをおいています。数年後にこうなりたいというビジョンがあるなら、そこから逆算して「今やるべきこと」「今後身につけるべきスキル・経験」といったことを分析して、明確にお伝えしております。

木綿さん：私は学生時代からIT業界でインターンをしていて、その時ビジネスの面白さに目覚めたんです。

大学を卒業してからは、株式会社サクヤという伊藤忠テクノソリューションズ（CTC)出身の代表のもと営業を 8年間務めました。その会社ではプレイヤーとしてはもちろん、営業部長、そして取締役まで経験しましたので、そういった経験で得た知見を現在当社の従業員へ還元することができております。

経営理念について

木綿さん：当社は「IT人材教育で牽引し、世界に通用する日本を取り戻す」ということを経営理念としています。

およそ30年前まで世界の企業の時価総額ランキングTOP25の中に、日本の企業は18社もランクインしていました。しかし、2023年では1社もランクインできなかったという事実を皆さんご存じでしょうか。今や日本において「大手企業＝安定」という構図は崩壊しており、多くの企業が衰退傾向にあります。

一方、衰退の一途をたどる日本の産業の中で唯一市場を拡大させているのがIT業界です。日本がかつての力を取り戻すにはIT業界にしか可能性がないと考え、IT人材に特化したビジネスを行なっているというわけです。

また、昨今DX化が劇的に進み、ITはどの業界においても欠かすことはできない要素にまで発展しました。IT業界を支援し成長させることは、すべての業界への貢献に繋がると私は信じています。

IT業界の人材育成を通じて世界に通用する日本を取り戻すこと、これが当社の使命です。

会社の雰囲気について

木綿さん：平均年齢 24歳の若い世代が活躍している会社です。私も含め変わった人、個性的な人が多いねとよく言われます。

たとえば当社でキャリアアドバイザーをしている女性は、実家のお寺で巫女さんのお仕事もしていて、趣味で占いもされています。もともとは彼女の転職支援をするためにお話をさせていただいていたのですが、いつの間にか当社で働くことになり、今では求職者を月に5〜10名連れてくるようなトップ営業になっています。リファラル採用を率先して実行してくれていますね。

他にもシステムエンジニア向けのキャリアアドバイザーをしている男性で、四季報や業界地図、News Picksを見るのが大好きという人がいます。常にそれらの動向をチェックしているので、代表である私より業界や企業に詳しいほど。新規上場企業の情報や業界のトレンドについては、彼に聞けば間違いないという頼りになる存在です。

このように自身の好きなこと・得意なことを、当社のビジネスにおいても最大限発揮して活躍をしている人が多いというのも特徴だと思います。

木綿さん：リファラル（referral）というのは「紹介」「推薦」という意味の英語です。リファラル採用とは、自社の従業員に、知人や友人を紹介してもらい採用する手法のことです。企業と求職者の特性を理解した人物が間に入ることで、ミスマッチのリスクを最小限に抑えられるというメリットがあります。

当社で働く人に関しても、当社が人材を企業に紹介する場合においても、リファラル採用は増加傾向にあります。

木綿さん：現在当社では7名のインターン学生が在籍しています。ヘッドハンティングのスカウト文章の考案やSNS運用など、営業のサポートで活躍してもらっています。

私自身、大学2年生の時からインターンでこの業界に入って、人生が変わったということを経験しましたので、そういった機会を若い世代にも提供したいと考え、インターン学生の受け入れに力を入れています。日本の発展には、若い人たちの成長が必要不可欠ですから。

募集しているポジションについて

木綿さん：当社ではキャリアアドバイザーとリクルートアドバイザーの両方を担っていただける人材を募集しております。

対求職者については、求職者へのカウンセリング、求人の紹介、企業への提案、面接対策、年収交渉、内定後のオンボーディング（入社後企業に順応できるよう促進する取り組み）のサポートなどを行なっていただきます。また、入社された後も定期的に面談を実施し、困ったことはないか、企業で活躍できているかのヒアリング、2〜3年後の次の転職のサポートまでも業務の範囲です。

対企業については、企業側の人事や役員以上の方をターゲットにアポイントを取って、採用計画をお伺いし、当社の人材からスクリーニングをして、相応しい人材をご提案するという一連の流れをすべて担当していただきます。

木綿さん：当社では皆さんに多様な業務を担っていただいて、それぞれの裁量で仕事をしていただいているので、タイムスケジュールを一概にいうことはできないので、モデルケースの一つを紹介しますね。

午前中は、企業の人事担当者からのメールや紹介した人材の書類選考の可否のチェックなど確認業務がメインですね。午後からは、新規企業の人事担当者へのテレアポ、求職者のカウンセリング、履歴書・職務経歴書の添削、求職者にマッチする求人の選定などを行います。そして、夜には内定した人との会食へ。こういったイメージでしょうか。

木綿さん：当社は「内定＝ゴール」ではなく、入社後活躍してもらうまで、そして2〜3年後の転職を視野に入れたサポートを行なっております。求職者の方とのお付き合いは今後も続きますので、交流を深めより良い関係性を築くため、内定者とは会食やランチに必ず行ってもらうようにしています。これによって、内定者の友人・知人を紹介してもらえることもあり、先ほどお話したリファラル採用に繋がっているというのもメリットの一つです。

このポジションで働く魅力

木綿さん：当社はシステムエンジニアの人材紹介に特化しているので、 まず単価が高く、その分営業のお給料も上がりやすいです。人材業界でのインセンティブは、紹介した人材の年収で決まることが多いです。システムエンジニアの平均年収はおよそ 600万円で、他の業界に比べてもかなり高い方です。そのため、他の職種の人材を紹介するより売上の単価は3〜4倍ほどになります。 市場価値の高い業界で働くことができ、しかも高い収入を目指すことができます。

次に、圧倒的な成長スピードです。先ほどもお話した通り、現在募集しているポジションではキャリアアドバイザーとリクルートアドバイザーの両方を担当していただきます。大手の人材紹介会社ではこの二つのポジションが別部署に別れているのが一般的で、兼任できる機会は少ないです。この両方を一度に経験することで、成長スピードは格段に上がります。もちろんその分大変にはなってきますが、この業界で成長したい、いち早く活躍したいと考えている人にはとても魅力的な点だと思います。

このポジションに向いている人とは

木綿さん：常時10〜20名の求職者と連絡を取るので、レスポンスの早さが重要になります。ですので、マメな性格の方は向いていると思います。同じポジションに未経験で入社して活躍されている人の中には、実は前職で販売や保険の営業をされていた方が多いんです。そういった方は、お客様に対する「おもてなしの心」をお持ちなので、求職者に対してもできる限りのことをしてあげたいという気持ちで業務にあたれていることがその要因だと私は考えています。

このポジションでは、就業後の打ち合わせもありますし、休みの日であっても電話に出ないといけないこともあります。そういったことに対して拒否反応を示さず寛大に対応できる方が活躍している傾向にありますね。 

逆にそれ以外の、業界用語やプログラミング言語など、この業界で必要な知識に関しては当社で一から教育をさせていただきますので、未経験の方でも安心してチャレンジしていただける環境となっています。

今後の転職業界について

木綿さん：今転職業界全体が注目されていて、それはいいことではあるのですが、その分新たに参入する会社が多くなり、飽和状態になってしまっています。こういった状態が続くと、知見がない企業は淘汰されるか大手に吸収されてしまい、 本当に価値のある企業しか生き残れなくなるでしょう。皆さんにはその会社が今後生き残れる会社かどうかをきちんと見極めていただきたいです。

当社はIT人材に特化し、かなりの知見を溜めている企業だと自負しております。確固たる経営理念をもって取り組んでおりますので、転職業界が儲かるからという理由で参入してきた企業とは違います。そういった企業に負けないよう頑張っているので、皆さんにも安心して長く働ける場をご提供できるかと思います。

読者の皆さまへメッセージ

木綿さん：皆さんはこの人材業界・転職って「大変そう」イメージをお持ちかもしれません。実際に大変な仕事だと思います、人の人生をいい意味でも悪い意味でも変える仕事なので、大変じゃないはずがありません。でも、その分やりがいの多い仕事だということは明白です。 転職に成功して2年後3年後に年収がアップしただったり、その職場で出会った人と結婚したというような報告をいただいた時の喜びは何事にも代え難いものがあります。

また、 雇用を生み出すというところは社会的意義のある仕事です。日本の将来のためになる仕事といっても過言ではありません。

ぜひ一人でも多くの方にK2Tプランニングの仲間になっていただいて、日本の将来のために働ける仲間を増やしたいと考えています。