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良質な情報コンテンツは「物語」になる。人々のリアルな体験エピソードにフォーカスした転職情報サイトを運営

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今回インタビューをさせていただいたのは、株式会社スタジオテイルの代表・木暮 敦志さんです。

転職体験談とそこから得られたナレッジを発信し、転職を目指す人々の悩みに寄り添うWebサービスを展開されています。

会社概要

企業名株式会社スタジオテイル STUDIO TALE INC.
代表者名木暮 敦志
本社所在地東京都新宿区西新宿8丁目14-27-603
事業内容インターネットのウェブサイト及びメディア運営、
シナリオ・脚本及び原稿の制作、人材育成・教育に関する業務、
コンサルティング業務、イベントの企画及び運営
設立2019年11月
会社HPhttps://studio-tale.co.jp/

特徴

  • 読者に新たな気づき・発見を与える体験・ストーリーを提供
  • およそ1,000件の転職エピソードで転職を目指す人々を支援
  • キャリア形成に役立つ情報を一次情報にこだわって発信
目次

事業内容について

編集部

株式会社スタジオテイルさんの事業内容について教えてください。

木暮さん:当社はWeb、書籍、その他さまざまなメディアを通して、皆様に良質な「こころの揺らぎ」と「新たな気づき・発見」を与える体験・ストーリーを提供している会社です。

Webメディアにおいては、転職にまつわる情報サイトの制作・運営を行っております。現在運営しているメディアは全部で3つです。

まず一つ目がみんなの転職「体験談」という情報サイトです。20代から50代のビジネスマン男女に向けて、転職体験談やナレッジを公開しています。

コンテンツを通じて、「転職したいけれど迷いや不安で行動を踏み出せない」という悩みを解消し、より良い将来に向け一歩を踏み出していける為の支援をしているWebサービスです。

次に、「マネージャー・ライフ」という情報サイトで、マネージャー・管理職に焦点を当てたコンテンツです。

マネージャー・管理職は大変やりがいのあるポジションにもかかわらず、それを希望する人が少ないという現状があります。

そのギャップを埋めるべく、管理職・マネージャーの方々が活き活きと充実した毎日を送るためのお役立ち情報や、共感して元気をもらえる物語を提供しています。

そして3つ目がみんなの「これからのお金」の話という情報サイトです。

転職をされる方・検討されている方にとって給与やお金の問題は、必ず付き纏う重要な問題です。

将来のお金に不安を抱えている人々に向けて、これからの人生に安心と希望を持てるための「適切なお金の知識と考え方」を提供し、転職においても正しい選択をしていただく一助となることを目指しています。

編集部

株式会社スタジオテイルさんが製作・運営されているサイトの魅力はなんでしょうか?

木暮さん:一次情報にこだわっているというところです。当社が発信している転職体験や情報は、そのほとんどが当社が直接取材をして獲得した「一次情報」です

たとえば転職体験談については、転職を経験された方々に直接お話をうかがい、成功事例だけでなく、失敗事例や苦労した点、転職後に起きた人間関係の問題だったり、普段聞けないようなお話までお聞きしております。

また、転職エージェントを比較・紹介しているページでは、運営会社に取材依頼をして、直接キャリアアドバイザーやヘッドハンターから聞いた情報だけをもとに記事を作成しています。

編集部

「仕事にやりがいって必要?」というコラムや、「今の年収に満足している?」というアンケートは、どうやって企画されたのですか?

木暮さん:当社はこれまで、およそ1,000件の転職体験談の取材を実施しました。

取材を通して、「これは単独のテーマで記事にすると面白いのでは?」「一部の人の意見ではなく、数百人規模でアンケートをとってデータ化してみたい」という風に社内で意見を出し合い、コンテンツ化をしています。

編集部

転職体験談は、転職や仕事に関することはもちろんですが、取材対象のそれまで・その後の人生や、その人のバックグラウンドにまで触れられていて、まるで一つの人生ドラマを見ているような気分になりました。
こういった取材対象はどのように見つけてこられるんでしょうか?

木暮さん:取材対象の方は、インターネットや社員の知り合いを通じて探しております。

「どこかのエージェントを利用した人」や「特定の会社に就職した人」から探しているわけではないので、年代・業種・職種・雇用形態・転職で利用した手段といったセグメントの偏りもなく、幅広い方々に取材できています。そのため、どなたでも自分の境遇や悩みに似た体験談を見つけていただきやすいと想います。

株式会社スタジオテイルを設立した背景

編集部

木暮さんが株式会社スタジオテイルを設立された背景を教えてください。

木暮さん:これまでイベント企画、インターネットサービス、そして教育研修といった事業を経験して、「もっと人生が楽しくなるような情報コンテンツを作りたい」という想いから、会社を設立しました。

楽しいかそうでないかは人によって変わりますが、私は「物語として語られる情報かどうか」が、ひとつの判断ポイントだと思っています。つまり、読んでいて心が揺らぐものであり、読み終えた後に新たな意思や希望が生まれる、そういった働きかけができるものです。

インターネット・SNSの普及によって、私たちが日常において得られる情報量は爆発的に増えました。

ただ、残念ながらそのほとんどはどこかからそのまま引用してきたものであったり、単なる広告への誘導のためだけに作られた文章であったり、内容の薄いものばかりです。そして私たちは、それら情報を消費するのに人生の少なくない時間を費やしてしまっています。

株式会社スタジオテイルでは、そうした状況を少しでも変えていけるように、その人が読んで良かったと単純に感じられるものや、これから先の人生のプラスに働きかけられるような情報の発信を、ミッションのひとつとしています。

今後の転職業界の展望について

編集部

今後の転職業界の展望について、どのようにお考えでしょうか?

木暮さん:転職者数はやはり増え続けるでしょうね。一社に長く勤める方よりも、パラレルワークといいますか、同時期に 複数社に勤める人であったり、最初の何年間はこの会社でこのポジションに就いてその後はあの会社でこのスキルを磨こう、というように自分のキャリアを形成するために複数の会社・ポジションを経験したいと考える人だったり。

会社・職場が自分の居場所であるといった考えは依然として残りながらも、そうでない考え方がだんだん増えていくと考えています。フリーランスでキャリアを積むという方も増えていくでしょうね。

編集部

そのように働き方が多様化する中でも、自分にとってより良いキャリアをするためには、必要なスキル・考え方などございますか?

木暮さん:一ついえるのは、行動し続けることだと思います。「行動は感情に先立つ」という言葉がありますが、何も行動しないで新しいアイデアが思いついたり、自分の軸になるような揺るぎない価値観ができるということは、あまり考えづらくて、やはり何かしらの行動をして、その行動を後に振り返るということを繰り返すことで、その人の価値観やキャリアはどんどん積み上がっていくんだと私は考えています。 

転職体験談で色々なエピソードを見ていると、そのことをより強く感じますね。どんどん行動している人の方が、より多くの気づきを得て、周囲の環境変化にうまく自分を合わせていき望むキャリアに近づいていっているように感じますね。そういった方々に「今後どのようなキャリアを築きたいですか?」とお尋ねすると、明確なビジョンを持っていることが多いです。

こと転職に関しては、「内定がでなかった」「満足いく職場に入れなかった」というように、成功か失敗かで結果を判断してしまいがちですが、「こんな働き方があることを知った」や「新しいチャレンジをしたい気持ちが芽生えた」というような、結果には見えづらい部分に目を向けてみると、行動によって生まれた変化に気付きやすくなると思います。

メディアをご覧の方にメッセージ

編集部

このメディアをご覧の方にメッセージをお願いいたします。

木暮さん:転職・キャリアでお悩みの方は、同じような悩みを経験された方がいないか、ぜひ当社のサイトで探してみてください。よほど特殊なお悩みをお持ちでない限り、見つけることができると思います。

同じような経験をされた方がその後どうなったのかというのを知ることで、 選択肢の幅が増えたり、 自分のことを俯瞰して考えられるようになったりできると思います。

何かを決断する時に、切羽詰まった状態ではなく、少しだけでも余裕があると、その瞬間も楽になりますし、後々後悔しない選択をしやすくなるのではないでしょうか。そんなツールとして、当社のサービスをご活用いただければ幸いです。

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